ガンダム・バルバトスは機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場した機体です。
作中約三百年前に起こった大戦争「厄祭戦」時代に開発された機体で、本作の主人公である三日月・オーガスの愛機です。
汎用性を重視した設計で、機体換装によって様々な戦場へ適応することが出来る可能性を秘めた機体です。
作中では敵機から奪った武器を装備して戦ったり、敵機から奪取した装甲や武装を補修材料として使う場面も多々見られました。
初代ガンダムからずっと装備されてきたビームサーベルを持たず、ビームライフルなどのビーム兵器を一切使わない珍しいガンダムで、主にメイスなどの実弾兵器を使って戦っていました。
頭部バルカン砲など、自分自身に固定装備された武装すら無く、機体換装をして戦場を駆ける汎用機というコンセプトに徹底的に合致した機体となっています。
そんなガンダム・バルバトスですが、ガンダムウォーズには既に実装済みとなっています。
以前は鉄血のオルフェンズイベント限定の機体でしたが、現在はアリーナショップにて設計図を手に入れることが可能です。
☆3スタートで、設計図5枚60アリーナポイントとなっています。手に入れるには設計図が20必要なので、アリーナポイントが240必要になっています。
以下、ガンダム・バルバトスの詳しい解説となります。
ガンダム・バルバトス基本性能(☆6最大レベル時)
前衛攻撃型
総戦闘力6209
HP9984
攻撃力1352
防御力1216
必殺技は太刀連続斬りで、敵単体を攻撃する実弾技となっています。
まれにスタンの状態異常を付与することがあります。
ガンダム・バルバトスの特徴
攻撃型の機体ですが、やや能力値が心許ないです。
☆6までアップグレードしたとしても低めと言わざるを得ないでしょう。
その代わりに、ノックバックやひるみなどの敵の行動を阻害するスキルを多数持ち、編成などを工夫して上手く運用したなら、敵の攻撃を只管に阻害し続けることも可能となります。
スキルは全てが格闘物理属性となっていて、物理属性系のパイロットスキルや機体スキルを使うと戦力の増強が見込めます。
必殺技にはスタンとひるみ、バージョン2で前方単体にひるみとノックバック、バージョン7で最後方にひるみ、バージョン9で前方範囲にノックバックと主に前衛の敵の邪魔をするのが得意な機体で、バージョン4で覚える阿頼耶識システム以外全てが攻撃スキルとなっています。
能力値の低さから考えると、どちらかと言えば主力というより他の機体のサポートとして使うのが良いでしょう。
阿頼耶識システムのバフで回避率は上がりますが、前衛という攻撃を受けやすいポジションに居なければならない機体なので過信は禁物です。
運用するなら回避率を補助するスキルを使用したり、回復機でHPを回復するなどの助けが必要でしょう。
ガンダム・バルバトスの使い方
ガンダム・バルバトスは物理格闘に優れる機体ですが、能力値の低さが不安材料となります。
運用するならば回りの補助が必須となるでしょう。
ガンダム・バルバトス自体の火力を引き上げるために、敵の実弾防御を下げてくれるスキルを持つ機体の編入を検討してください。
例えばガンダム・バエル、ガンダムマックスターなどです。
前述の二機は実弾属性の攻撃を多く持つため、ガンダム・バルバトスとの相性も良いでしょう。
尚、実弾攻撃上昇スキルは主に後衛に対してかかるバフのため、編入の選択肢には入りにくくなっています。
ガンダム・バルバトスの特色を活かすなら、ノックバックやひるみ、スタンを付与できる実弾系スキル持ちの機体が編入候補となります。
ガンダム・グシオンやハンブラビなどがスタン付与機、ガンダムキマリスヴィダールやアストレイブルーフレームセカンドなどが怯み付与機、フルアーマー・ガンダム(サンダーボルト)やシュヴァルベ・グレイズなどがノックバック付与機です。
尚、それら全てを兼ね備えた機体はボルトガンダム、G-3ガンダム、ガンダムの三機のみとなります。
戦艦はアウドムラが良いでしょう。実弾攻撃力を上昇させ、必殺技で機動を上げて攻撃を畳みかけることが出来ます。
回復スキルを持つミデアやガランシェールを使うのも良いでしょう。
パイロットは実弾攻撃力を上げてくれるパイロットスキルを持っているキャラクターが相性ピッタリです。
格闘の数値が高いと尚良しです。
それを踏まえた上で選出されるのは、敵を撃墜すると実弾属性の攻撃力を上昇させるクロト・ブエル、敵に攻撃を当てると実弾属性の攻撃力を上昇させるガエリオ・ボードウィン、WAVE開始時に実弾攻撃力を上昇させるガルマ・ザビやジーン辺りとなります。
同シリーズのパイロットを三人以上部隊へ編制する必要がありますが、WAVE開始時に実弾攻撃力を上昇させるスキルを持つシロー・アマダやオルテガも候補として挙げられるでしょう。
少々博打的な性能となりますが、敵の攻撃を回避すると回避率が上がるスキルを持ったイオ・フレミングを搭乗させるというのも面白いかもしれません。
ガンダム・バルバトスは他の機体との兼ね合いで力を発揮する機体となっています。
決してメインで使う機体ではないのですが、然るべき立ち位置でその実力を発揮してくれるでしょう。
勿論、使うなら工夫が必要です。
ですが、工夫を凝らして編成した部隊でこの機体が活きるとき、多大な達成感を得ることが出来ます。
ここに書いた編成例以外にも、ガンダム・バルバトスには活かし方がある筈です。
それを模索してみるのも面白いかもしれません。