Zガンダムは機動戦士Zガンダムに登場する機体です。
エゥーゴで開発された可変型モビルスーツの試作型で、カミーユ・ビダンの劇中後半からの搭乗機となります。
ガンダムシリーズで主役機が変形するのはZガンダムが初であり、変形時の名称は「ウェイブライダー」となります。
機体にはアナハイム・エレクトロニクスによって秘密裏に「バイオセンサー」が組み込まれており、サイコミュによる機体制御の補助が可能となっています。
ガンダムウォーズでは通常状態のZガンダムと、バイオセンサーが発動し、機体性能が上昇した状態のZガンダム(バイオセンサー)が実装されています。
どちらも別機体として扱われるので、同時に部隊へ編成することが可能となっています。
Zガンダムは恒常ガシャから登場する☆3機体なのですが、バイオセンサーの方は基本的に☆4の期間限定排出となってしまっています。
2017/12/16現在、限定開催されているウォーズガシャフェスティバルにて期間限定排出されているため、欲しい方は是非引いてみてください。
以下、Zガンダムと、その派生機体であるZガンダム(バイオセンサー)の性能を解説していきます。
両Zガンダムの性能比較(☆6最大レベル時)
Zガンダム
後衛万能型
総戦闘力6672
HP13024
攻撃力1645
防御力1522
必殺技は「ハイパー・メガ・ランチャー」で、敵全体を攻撃するビーム属性技となっています。
特殊な状態異常付与はありません。
Zガンダム(バイオセンサー)
前衛攻撃型
総戦闘力7484
HP20092
攻撃力1485
防御力2017
必殺技は「ウェイブライダー【突撃】」で、前衛の敵単体を攻撃するビーム属性技となっています。
敵のビーム防御が上昇している場合、150%の追撃ダメージが入ります。
両Zガンダムの特徴
Zガンダム
Zガンダムはビーム攻撃を主とする後衛の機体です。
攻撃力の数値は悪くないのですが、全体的にスキルの攻撃力が控えめとなっています。
しかし、バージョン7とバージョン9で使えるようになるスキルに、「HP回復不可」の状態異常付与効果があります。
厄介なHP持続回復や、HP回復を防ぐことが出来るため、長期戦を狙う編成の戦法を崩すことが出来ます。
どちらのスキルも前衛範囲を攻撃することが出来るため、主に壁機や分身機の場持ちを悪くすることが出来るのが利点です。
ただし前述の通り、攻撃力の数値は悪くありませんが、スキル自体の攻撃力が低いために、折角HP回復不能状態にしても、敵のHPを削りきることが出来ないのが欠点です。
もしZガンダムを編成する場合は、攻撃力の高い機体を一緒に編成するともっとその特性を活かせるでしょう。
Zガンダム(バイオセンサー)
Zガンダム(バイオセンサー)はスーパーアーマーを自身に付与する技を持った珍しい機体です。
引き寄せやノックバック、ひるみによる行動阻害を無効化するので、ひるみやノックバックなどで動きを止めることを目的とした編制には滅法強くなります。
その他全体的に防御力が高く、更にはスキル自体の攻撃力も非常に高いため、間違いなく編成の主軸になれる機体となっています。
必殺技のウェイブライダー【突撃】も非常に強力で、敵にビーム防御上昇のバフがかかっていた場合、ダメージを150%も上昇させて攻撃することが出来ます。
タダでさえ高い攻撃力が更に上昇するため、手が付けられない威力を誇ることになります。
非常に高性能の機体ですが、バイオセンサーの欠点は攻撃範囲の狭さです。
自慢の攻撃力も後衛攻撃が出来ない上、スキルのヒット数も最大3のため、前衛の分身機に止められてしまう可能性があります。
最もヒット数の多い技はACE必殺技の「ウェイブライダー【連撃】」のため、手に入れるには不定期開催されるACE必殺技付きのガシャを回す必要があります。
後衛にも攻撃をしたい場合、ノックバックさせることが出来る機体を数機編成し、敵を画面端に押し込む必要があるでしょう。
両Zガンダムの使い方
Zガンダム
Zガンダムは主に厄介な回復機の対処に使うと良いでしょう。
アリーナではメタス対策に使えますし、モビルアーマー戦ではデビルガンダム、ハシュマル、ネオ・ジオング戦でその回復能力を封じることが出来ます。
特にモビルアーマー戦だと、ただでさえ固い敵がHP回復を使い、戦闘が長引いてタイムオーバーになってしまう可能性があるため、タイム的に勝てない場合は採用を視野に入れても良いでしょう。
その際、攻撃力の高いモビルスーツを一緒に編成しておくと、攻略がしやすくなります。
Zガンダム(バイオセンサー)
非常に強力な機体ですので、ビーム攻撃主体の編成に入れておくだけで十分な能力を発揮してくれます。
敵がビーム防御を上げてくるスキルを使ってくるのがわかっているならば、その攻撃力が更に増大します。
スーパーアーマーと高い耐久性を備えているため、壁役として味方を守ることも出来るでしょう。
ビーム攻撃主体の編成ではなくなってしまいますが、ノックバックを使える機体を一緒に編成することで、攻撃範囲の狭さも補うことが出来ます。
ビーム防御上昇を扱う敵ならば、いっそ実弾系のノックバック持ち機とバイオセンサーを編成して、ノックバックでバイオセンサーの射程圏内に敵を押し込みつつ、バイオセンサーの高い攻撃力と、他機体の実弾攻撃で敵を殲滅するという戦法もアリでしょう。
両Zガンダム共に、ビーム攻撃力上昇のスキルを扱えるパイロットが適任です。
特に敵機撃墜がしやすいバイオセンサーの方は、敵機撃墜がスキルのトリガーになるパイロットを乗せると良いでしょう。
バイオセンサーは射撃武器が多いですが、必殺技は格闘攻撃のため、平均的にどちらも扱えるドモン・カッシュやヒイロ・ユイが妥当です。
Zガンダムは射撃スキルのみを扱うため、ギニアス・サハリンやオルガ・サブナックなどの射撃よりパイロットを乗せてあげましょう。
尚、敵を回復不能にするとビーム攻撃力が上昇するカミーユ・ビダンの能力を活かせるのは、バイオセンサーでないZガンダムだということは留意してください。
二体居るZガンダムは、両機共に大きく性能が変わります。
バイオセンサーは攻撃力が高く、主力となり得る性能を備えていますが、Zガンダムは味方を補助する性能に優れています。
Zガンダムは特定の敵相手には非常に役立つ能力を持っているため、編成に気を付ければ非常に役立ってくれるでしょう。
どちらの性能も理解した上で、どちらも活かせるように各Zガンダムのために編成を考えてみても、筆者は面白いと思います。