機動とは、ガンダムウォーズの機体ステータスの一つです。
下から二番目の「機動」がそれになります。
画面の機体なら344になります。
この数値が高ければ高いほど、機体が素早く動けます。
素早く動ける=攻撃速度が上がるということらしいです。
攻撃速度が上がるということは、手数が増えるということです。
手数が増えれば、回避機の回避バフの回数を削って、バフを剥がしやすくなりますし、攻撃回数が増えるのですから必然的に全体火力が上昇します。
勿論、スキル発動回数も増えますので、回避機なら回避バフをかけやすくなりますし、回復機なら回復頻度が上がることになります。
ただし、噂によるとこの機動の数値、バトルを倍速にしていたら意味がないのだと聞きます。
以下、それについて検証実験を行います。
検証実験・機動による戦闘時間の変遷
機動のパラメーターを知る上で、検証実験を行いました。
機体の攻撃力、パイロットの攻撃力を出来るだけ揃えた上で、単機出撃かつ必殺技の使用無しのタイムアタックとなります。
前述の情報の元、倍速は切って計測します。
使用ステージ:ノーマル4
使用機体1高機動サンプル:ガンダムシュピーゲル
攻撃力700 防御力859 機動346
パイロット:サイ・サイシ―
格闘51 スキルで機動を20%上昇させる可能性がある
使用機体2低機動サンプル:ケンプファー
攻撃力714 防御力790 機動173
パイロット:ギニアス・サハリン
射撃51
攻撃のサイクル内に補助技があるガンダムシュピーゲルの方が不利な筈です。
その結果はこうでした。
補助技がある筈のガンダムシュピーゲルの方が敵機を早く倒せています。
レベル差はありますが、攻撃力はむしろケンプファーの方が高いのにも関わらずです。
尚、サイ・サイシ―はスキル発動無しでした。
この2機の機動力には100以上の差があり、攻撃力よりも機動力が高い方がスキル発動速度と回数で勝ったという結果が見えます。
どうやら機動は高いとスキル発生速度に一秒未満の発生速度上昇補正がつくらしいのです。
同じ機体を使っていて、機動上昇スキルや機動上昇パーツがついている機体の方が早く動けるのは、その一秒未満の判定のおかげらしいです。
しかし、何故か倍速を使っていると一秒未満のスキル発生速度上昇補正がつかないらしいので、機動に自信がある場合はいっそ倍速にしないで戦闘をしてみてください。
普段は特に気にしないと思いますが、一瞬の行為が勝敗を分けるアリーナでは、有用な豆知識として使えると思います。
逆に、機動に自信がないならアリーナでも倍速をつけっぱなしにする、というのも一つの手でしょう。
もしアリーナで何故か打ち負けると思ったなら、機動を気にしてみるといいかもしれません。