ガンダムF91は劇場版ガンダムF91に登場した機体です。
フォーミュラー計画というモビルスーツ開発計画に基づいて作られた機体で、名前のF91とは、フォーミュラー計画の高性能試作機一号という意味で、フォーミュラーのF、高性能機を示す9、一号機の1を取られて名付けられています。
尚、本機は最初ガンダムタイプとして開発された機体では無いのですが、機体デザインがガンダムに似ていたためにガンダムと呼ばれるようになったのだそうです。
当時としては最新鋭の装備であるバイオ・コンピュータやウェズバーなどが惜しげもなく搭載され、超高性能な機体に仕上がっていますが、高性能な分非常に扱いが難しく、最大限の力を発揮させられるのはニュータイプだけだと言われています。
そんなガンダムF91ですが、ガンダムウォーズには既に追加されていて、恒常ガシャから排出されております。
その気になればいつでも手に入りますので、欲しい方は恒常ガシャで狙ってみて下さい。
以下、ガンダムF91の詳しい説明になります。
ガンダムF91の基本性能(☆6最大レベル時)
前衛妨害型
総戦闘力6915
HP13535
攻撃力1862
防御力1373
必殺技は「MEPE連続攻撃」で、敵全体を攻撃するビーム属性技となります。
稀にビーム防御を低下させる時があります。
ガンダムF91の特徴
妨害型のビーム攻撃特化機です。
低い防御力の機体ですが、それを補うかの如く、最強の防御スキルである分身を覚えます。
バージョン2で分身を扱えるようになるため、恐らく分身持ちの機体の中で最も早く分身が使えるようになります。
最大改造しても回避回数は7回のため、やや耐久力には不安が残ってしまいますが。
ですが、F91は分身以外にも敵のビーム防御を下げる技を二つ持っています。
必殺技は敵全体の、バージョン7で覚えるビーム・ランチャーは後方範囲を対象とします。
敵のビーム防御を下げるということは、必然的に味方ビーム特化機の攻撃力を引き上げることに繋がります。
味方の高火力ビーム特化機や、ビーム攻撃力上昇スキルと合わせれば、短期決戦が望めますので、分身の回数の少なさは気にならないかもしれません。
妨害機にしては高めの攻撃力も持っている上、自分で自分のサポートを行うことが出来るので、手間のかからないところも利点となります。
欠点は長期戦に向かないことです。
戦闘に時間がかかり、集中的に攻撃を受けてしまった場合、分身回数の少なさや耐久力の低さが浮き彫りになってしまい、ブリッツガンダムやガンダムデスサイズヘルなどの他の分身機に比べるとやや生存力に欠ける場面が出て来るでしょう。
特にアリーナでは役割補正で更にサポート的な部分が強化されている反面、そこそこあった攻撃力を潰されて、防御力も下げられてしまうので、ガンダムF91単独で壁役をさせるのはやや苦しいところがあります。
アリーナでは後衛に強力なビーム攻撃機を入れる他、ガンダムF91以外にも分身機や壁役の機体を編入する必要があるでしょう。
ガンダムF91の使い方
ガンダムF91はビーム防御を下げることが出来るスキルを持っています。
後衛範囲と全体にデバフを付与することが出来るため、一緒に編入するのは後衛範囲と全体に攻撃するのが得意なビーム特化機だと最大限デバフを活かすことが出来ます。
ウイングガンダムゼロ(EW版)、ストライクフリーダムガンダムなどの高火力機ならば、ガンダムF91がばら撒いたデバフを元手に敵機へ多大な損害を与えることが可能です。
アリーナならばガンダムF91の妨害性能も上がっているため、強力なビーム攻撃によって戦艦を撃墜して戦闘を終わらせてしまうことすら出来るでしょう。
アストレイブルーフレームセカンドLや百式などのビーム攻撃力上昇のスキルを持った機体や、ビーム攻撃力を上げることが出来るアークエンジェルを編入して、ビーム特化機の攻撃力を上昇させてやれば、更に性能に磨きがかかり、ガンダムF91のデバフも活かされていきます。
尚、前述した二体のビーム攻撃バフは前衛にかかりませんが、重要なのは後衛機のビーム攻撃力なので、ガンダムF91のみがダメージソースでない限りは別段ガンダムF91にもバフをかける必要はありません。
ガンダムF91は分身を持っていますが、やや分身の回数が少なく、集中攻撃を受ければ低い耐久力のせいですぐに落ちてしまいます。
そのため、安定して使うためにブリッツガンダムやガンダムデスサイズヘル、デスティニーガンダムなどの他分身機を編入し、攻撃を分散させましょう。
ガンダムF91のビーム防御低下デバフを上手く使うなら、デスティニーガンダムかガンダムデスサイズヘルが候補として挙げられます。
回避スキルがあることを考えると、敵の攻撃を回避することで発動するスキルを使えるパイロットが活かしやすくなります。
敵の攻撃を回避することで機動を上昇させるシャア・アズナブルを乗せると、スキルサイクルが早くなるので、デバフをばら撒く回数が増えますし、敵の攻撃を回避すると回避率が上がるイオ・フレミングを乗せると、分身が切れた時に多少の保険をかけることが出来るようになります。
アークエンジェルを使わなかった場合は、普通にビーム攻撃力を上昇させるパイロットを乗せてもいいでしょう。
敵機撃墜でビーム攻撃力上昇のギニアス・サハリン、WAVE開始時にビーム攻撃力が上昇するオルガ・サブナックの他、敵の攻撃を回避するとビーム攻撃力が上昇するライラ・ミラ・ライラがオススメのパイロットとなります。
特にガンダムF91はライラのスキルをよく活かせる数少ない機体の一体のため、乗せてみても良いでしょう。
ガンダムF91は自分で進んで戦うよりも、分身とビーム防御低下を活かしてサポートに転じる方が得意な機体となっています。
特に高火力のビーム特化機を前衛の攻撃から守りつつ戦えるため、防御力が低くなりがちな後衛ビーム特化機を主力として編成しているなら採用の価値が上がるでしょう。
もし持っているなら、ガンダムF91を活かす編成を考えつつ、是非育ててみていただきたいです。